春の花々に想うこと
こげちゃんが悲しそうな顔をしています。
「こげね、ママさんのお話を聞いて、色々考えちゃったの……」
ママさんのお話、それは、昭和40年代の千葉の新興住宅地のお話。
その住宅地は、千葉市郊外の台地をブルドーザーが開拓したところで……
……平らにならされた土地に、家が建った。
その家では……春になると庭の隅々に、小さな野草の花が咲いて……
ママさんは……それを見るのが大好きだったんだ!
「小さな頃から植物が大好きだったママさん……」
「でも……ある事件が起きたんだよね……」
そう、小学校に上がると……
「ママさんの小学校の先生は、親の職業を、机の順番から一人一人言わせて……」
「農業っていう人がいたら……」
「教室中に 農業 農業の大嘲笑が湧き上がったって……」
そう、あの時代、農業が凄く馬鹿にされていたんだ。
ママさんは、昭和って時代と、その教育が合わなかった人なんだ。
でも、今は植物を育て、それを見た近所の方が喜んで下さったり……
本当に好きなことをやっている。
このキャラクターも、そこから産み出されたもの。
で、漫画の続き。
さて、物語は、起承転結の、「承」の部分。
最高に盛り上がる、楽しいシーンにしたい!
夢一杯の桜並木が描けると良いな!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。