ぴゃんこファースト

うさぎ、お花、自作の漫画のことを綴ります。

寒がりなオオウミガラス

教科書よりも楽しく勉強が学べる漫画を目指して始めたこの物語。
この単元が「暑い国と寒い国」なんてもので、「北極圏は寒い」なんて、
当たり前すぎる話。飛ばしたい……、と思いつつ仕方なしに描き始めました。
で、南極から北極を旅する話を描こうとしています。


現在は南極近辺にしかペンギンは居ないのですが、乱獲で絶滅する前には
北極にオオウミガラスというペンギンさんがいたそうです。

マフラーをしたオオウミガラス。
心ある人に密かに保護されていて、南極でヒッソリ生きていたという設定。
マフラーをしているのは、北極出身のペンギンさんに南極は寒すぎるからです。

線を整理して、木炭というペンを使用しました。

立体感は暗い部分から描きます。

次に明るい部分。


中間部分の色を付けて、目を描いて完成。


ところで、オオウミガラスが絶滅するまでの経緯を読んでいたら
読み進める度に心臓がズキンズキンといいました。
コロナの脅威にさらされている人類ですが、何ともヒドイことをしたものです。
テーマがずれてしまうので、この漫画ではその歴史には触れませんが、
漫画の中で、オオムミガラスさんを復活させようと思いました。
オオムミガラスさんとこんなことをしたかった……。



さて、地球上最後のオオウミさんは、
剥製にするために殺された排卵中のつがいだったそうです。


パディントンの映画で悪役が
珍種の熊のパディントンを剥製にしようとしていたのは、
このような事実の風刺だったのだと思いました。


辛い話でしたが、明日も頑張って続きを描きたいと思います。