ぴゃんこファースト

うさぎ、お花、自作の漫画のことを綴ります。

見逃した変調

ぴゃんことのお別れまでの話は今日でおしまいです。


今から思えばですが……、変調は沢山有ったのですが……
「年取るとそうなるモンなのかな?」で通してしまった内容を纏めてみます。


先ずもって、食べても食べても太らない、どころか痩せていった……
森昌子さんの歌に「やーせたみたいーね、おっ母さん♫」と同じかな
「老齢の特徴」と思っていました。
で、ぴゃんこの食べる量ですが、若い頃よりはるかに多い!
若い頃は健康のためにお菓子をあげ過ぎないようにしていましたが
高齢になってからはおねだりされるだけあげていました。
ビスケットは4本以上、キャベツは大きいの4枚くらい、レタス、苺、葛の葉、
ドライフルーツ、お父さんのソルティークラッカー、
お医者さんが卒倒する量です。
ここ2年くらい、そんな感じです。
夜中トイレに起きると、モフモフが足下に飛んで来るから
葛の葉をあげて頭をナデコしていました。
……本当に不思議でしたね……
奇跡のうさちゃんと呼んでいました……


後はチッコの変化です。
5歳の時に「膀胱炎、子宮の腫瘍」を患っていて
その時「トイレでチッコできるぴゃんこが急に変な所でチッコする」ようになったから
「チッコの変化には要注意」と常に気をつけていたつもりが……
「老齢だから足が弱って、思うように動けなくなったせい」と思いました。


今は「足の衰え=筋力の衰え」でなく、足に近い部分の臓器に癌が出来ていて
次第に足の方まで進行していったのでは?と思っています。
「いつもと違う」と感じたら、病院に行った方が良かったなと思いました。


さて、ぴゃんこの最後の写真です。

ぴゃんこのお薬を用意したり容器を洗ったりして、お父さんの手は荒れています。
でも、一生懸命ナデコしています。
ぴゃんこの顔の近くにあるのがウンピです。
最後はこれしか出ませんでした。


とっても可愛い顔をしています。お父さんがホッペに花びらを乗せてくれました。
ぴゃんこのお花に最初に選んだのは「赤いスイートピー」です。
この季節の花ですね。
お別れのお話はこれでお終い。


さてさて、ぴゃんこに聞かせる物語を描かなくては!

これは、ママのお膝の上で物語を聞く場面。
あっ……、胴体を描き忘れた……致命的なミス……


気を取り直して「背景とのバランスを考える」ってことをやってみる……

桜を入れると1ページ分の画面が必要になる……
こんな風に表現したら、間延びしちゃう?
……困ったな、どうしよう?


初心に返る!
この場面で一番大切なのは「ぴゃんこの表情」!


ならば、膝もベンチも必要ないか?

ナデコを味わっていたいのに眠気に負けそうなぴゃんこ。


ぴゃんこの意識は薄らいで……

物語を見守るのはぴゃんこでは無く、桜の木になりました。


さて、続きはまた明日。
お休みなさい……